USELESS

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しょせんは[教養]なんてクソだ。と思って、思いつつ、情報をマッピングするのがいい。入門書や概論とか歴史本とかは、全体感を構築するのに役立つ。でもこれは「ふーん」で済ませてもいいしそうならざるを得ない。それよか、だいたいわかった時点でノードを強くピン留めするように、一つのことを強烈に体験する。学習じゃなくて。そうすっと相対的であり、なんか身になってる感もすごい。 最初にBigPictureを描くのが難しいから、手頃な本やWebに頼るのであって、それらは視界にとどめつつ(見回してみてほしいが人間は360度見渡せる)、しかし実際に行ける場所は一度にひとつであるから、まずはそこに行ってみる。ああ、こんな場所か。それが地理を知るのにもっともいい方法だ。段々とその土地にファミリアになっていく。高台から見渡すだけなら、別に旅行にいかなくていいしGoogleマップつかえばいいよね。 本当に知りたいと思うなら、肉体的な経験が必要なんだと思う。読みながら吐くような気分を味わうとか[大地に接吻]したくなるとか。第9を歓喜の情をもって歌うとか、だ。 ただそこに行くまでにその土地を知ってる必要があるから地図を買う。そして一生は長いようで人間の歴史に比べれば本当に短いので全てを体験できるわけではないと知った上で旅に出るべきだ。