USELESS

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無意味な生活をする。朝8時に起きて、着替えて散歩して日記かいたら午前中は作りたいものを作る。メシくって昼寝して仕事に行く。終わったら帰る。午前中の続きなり晩飯なりして疲れたら歩いてシャワー浴びて聖書を読んで寝る。毎日おなじことをやり、おなじものを食べ、おなじウンコをする。すべて無意味にやることが気持ちいい。意味があると思ってやっているなら、それは何かが間違っていることを露呈している。頑張っているようじゃ駄目だ。考えるな、迷うな。クラブに行けばわかるように、頭より先に身体で踊ることが気持ち良い。踊ればどうなるもないよな。ただ踊るだけだ。行動から形式が生まれるのであって、抽象的な形式からは何も生まれない。ミケランジェロが大理石の前に佇んでその狂気的なまでに具体的な石から彫像を切り出したように。毎日のウンコは規則正しい食事によって出るように。だから欲望に立ち返ればすなわち生活することで、そこで全ての意味が剥がれ落ちて生活だけが残る。 ところでこの前きいた話で友人の先輩だかで、毎日なんか鏡の前に立って「お前は昨日の俺より成長してんのか」って聞いてるらしいの。人間は年とともに経験とともに成長するなんて幻想だよなと思う。便宜上、良くなったって言っとかないと気がすまないだけで。