USELESS

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ナンセンスが意味に転じる瞬間があり、それが面白いと思う。逆に言うとあらゆる意味はナンセンスに行き着く。雰囲気のある音楽、グッドミュージックみたいな顔している奴らが嫌いなのはその馬鹿馬鹿しさで、そのアティチュードが気に入らない。他の芸術も意味を示そうとする瞬間に腐臭がする。 コーディングで何か作る時の最大の面白さは捉えられなさにある。かんたんな描画はコード読むだけでアウトプットが脳で出るけどループさせて条件かませて再帰させたりなどするとそこに意図が追いつく余地はない。しかしそこには最初に蒔いた種の、コーディングのアティチュードがある。 アティチュードとプロパガンダは違う。プロパガンダを掲げた瞬間に人は堕落する。本当に高貴であるものは、分からない。捉えられないところに超越的な尊厳が見出される。 生活とはどんなものであれ低俗で、どこに住んでいようが何を着ていようが仕事がなんだろうが、なんであれ低俗だ。なら徹底的に低俗になるべきじゃないか? アティチュードを変えるってことは、何万回とループする生活を変えるってことだ。お前の寿命が残り80年だとして、29200日の余生がある。3マンなんて手のひらで数えられる回数だな。でもそのアティチュードはお前のものだけじゃないかもしれない。 ところでブルーベリーが美味しい季節になった。夏は冷凍のブルーベリー買って食うのがやめられない。牛乳もまた毎日飲むし悪いと思っててもやめられない。この頃は毎週土曜日はステーキ肉を焼いて食う。あと約4000回だな。