USELESS

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USELESS

否応にも我々は何かを忘れてしまうもので、何かを忘れたような気がするんだけどそれがなんだったのかすら思い出せない時、それは果たしてそこにあったのかどうかさえを疑ってしまうような勢いで、便所でクソを垂れ流す。悲しみもまたラグジュアリーであるし、誰も昔のことなんか覚えられない。あるのはただ、consistentでありたいという叶わない欲望だけで、過去に背中を剥ぎ取られたくないから逃げている。自分の背中を見たことがあるだろうか。私は存在しない。私は運動そのものである。私が動くのではない。動いたあとで私が生まれる。そんな感じで仕事をしたい。私は手を動かすことにしか興味がないと思った。どこにも深淵なものなんかない。愛し、愛されることに深みはいらない。というか金が欲しい。その過程が大事。結果は二の次。寝る。夢を見る。